次回すぐにプレイできるように説明をメモしておきます。抜け漏れがあったらすみません。
火星を地球のように住める星にするため各企業が競っていろいろなことをする火星地球化ゲームです。気温を上げたり、酸素濃度を高めたり、称号、褒賞を獲得したりなどでもっとも勝利点(VP)を獲得した企業が勝利します。
VP獲得方法は多数あり様々な戦略が楽しめるゲームです。火星を地球化する大きなプロジェクトを成し遂げた達成感はありますね。5人だと3時間ぐらいかかりました。
プレイ人数:1~5人(今回は5人でプレイ)
プレイ時間:ルール把握してから180分ぐらい
準備
ボード上に配置するもの
(1)プレイヤーボードと好きな色のプレイヤーマーカーを各自受け取る。
(2)地球化指数(TR)としてメインボード枠の「数値20」に各自のプレイヤーマーカーを置く。ここがみんなのスタート地点。
ここの数値がもっとも高いプレイヤーが勝利となります。なので最終的に地球化指数(TR)と勝利点(VP)は同じ扱いです。
(3)世代表示として先程おいた箇所の「数値0」に白いキューブを置く。
1世代終了ごと一つずつ上がります。今回は8世代でゲームが終了しました。
(4)酸素濃度表と気温表の指定位置(一番低い箇所)にも白いキューブを置く。
(5)海洋タイルを9枚置く。
(6)他のタイルやキューブは種類別に分けてみんなの手の届く位置に置く。
(7)プロジェクトの山札カードの左下に「赤丸三角のアイコン」があるカードは抜き出し箱にしまう。同様に企業カードにもある「赤丸三角のアイコン(2枚)」を抜き出し箱にしまう。
これは拡張用なので今回必要ありません。
残りのカードをシャッフルしてみんなの手の届く位置に置く。
(8)プレイヤーボードの各「数値1」に自分の色キューブを置く。
これが産出資源となります。世代が終わるごとに毎回資源を産出してくれます。
ゲームをプレイしていくとこんな感じになります。
以上で準備完了です。
各プレイヤーが受け取るもの
(1)プレイヤーボードと好きな色のプレイヤーマーカー(ここは既に受け取っています)
(2)企業カードを受け取る。初心者企業の場合は1枚だけ。通常企業の場合は2枚から1枚を選ぶ。選んだら企業のM€(お金)を受け取る
初心者企業と通常企業(カード10枚)を選択することができます。通常企業カードのほうが企業別に特殊能力を持っていて楽しいです。2枚のうち1枚を選ぶのに時間がかかりますので選ぶ時間を取りましょう。
(3)プロジェクトカードを10枚ずつランダムに受け取る。
(4)通常企業のプレイヤーは10枚のランダムカードから必要なカードを1枚3M€で購入する必要があります。初心者企業は10枚そのまま無料でもらえます。
受け取らなかったカードは裏向きにして捨札とします。
(5)スタートプレイヤーを決めます。決まったプレイヤーは厚紙製の円盤を手元に置きます。単にスタートプレイヤーのマーカーです。
以上で準備は完了です。
流れ
フェイズは(1)手番順→(2)研究開発→(3)アクション→(4)産出とあります。初手は(3)アクションから開始します。
(3)アクションフェイズ
アクションは下記内容から最大2つまで自分のターンで行うことがで、時計回りに各プレイヤー繰り返し行います。ただし、自分のターンで1アクションも行わずパスした場合はもうアクションフェーズは終了とみなし、手番が回ってこなくなります。
(A)手札をプレイする
準備のときに手札にしたカードをプレイ(使用)します。
カードをプレイするには左上の数値分のM€(お金)とその右隣にある条件(酸素濃度が5%以上、気温が-10度以上とか)に満たしていないとプレイできません。効果の内容はカードを内容に記載されていますので、よく読みましょう。
カードプレイにはお金が必要ですが、「建材→2M€」「チタン→3M€」と代替ができます。お金より効率が良いので積極的に利用しましょう。
カード効果に資源の「獲得」と「産出(背景が茶色)」があります。獲得はすぐに資源を獲得しますが、産出は世代が変わるごとに毎回獲得することができます。イメージとして獲得はりんごをもらい、産出はりんごの種をもらう感じでしょうか。
(B)標準プロジェクトの実行
メインボードの左下付近にあるリストをもとにお金でアクションを購入できます。
アクションカードと比べて費用対効果が悪いので、あまり使わなかったです。
(C)称号獲得
称号を獲得できる条件に達したらに購入できます。VP5の獲得は大きいです。
(D)褒賞設立
その分野でトップにとれそうなら購入しておきましょう。買っても1位か2位ならないとVPはもらえないです。
(E)青いアクションカードの使用
アクションカードの中に一部青色のカードがあり、1世代に1回お金を支払うことでアクションを実行できます。
(F)植物8つを緑地タイル1枚に変換して配置
プレイヤーボードに記載しているように変換できます。変換後はマーカーは除外、代わりに緑地タイルをメインボードに配置できます。そして酸素濃度が1つ上がります。上げたプレイヤーは1TRもらいます。
配置した場所によってはボーナスがあります。忘れがちですが、配置した隣に海洋があれば2M€もらえます。ふたつ海洋があれば4M€です。
発熱8つで気温を1段階上昇
プレイヤーボードに記載しているように変換できます。変換したらキューブは取り除き、温度が1つ上昇します。上昇させたプレイヤーは1TRもらいます。
忘れがちですが気温があがると上げたプレイヤーが1TR獲得できます。
(4)産出フェイズ
このフェーズはみんなで一斉に行います。
まず雷力マークの獲得資源は右側の発熱にそのまま移動します。
続いて下側の茶色部分にある数値分の資源を獲得できます。
なので茶色の箇所数字2にキューブがある場合は世代が変わるたびに2つの資源を獲得できるのです。
10までしか表記されていないですが、超えもOKです。その場合はキューブを2つつかうなど工夫しましょう。
そして現在各プレイヤーのTR分だけのお金を受け取ります。あと、(E)青いアクションカードの使用した場合もキューブは取り除きましょう。
これで1世代が終了です。世代ーマーカーを忘れず1つ上げておきましょう。
(1)手番順フェーズ
親マーカーを左隣に手渡します。
(2)研究開発フェーズ
各プレイヤーはプロジェクトの山より4枚ずつ引きます。購入するのに1枚3M€かかります。
購入しなかったカードは裏向きのまま捨て場に戻しましょう。
そして(3)にいきます。
終了
上記内容を繰り返して、「海洋タイル9つがすべてなくなる」「酸素濃度が最大になる」「気温が最大になる」のすべて達成するとその世代終了でゲームも終了です。
達成したらすぐにゲーム終了ではないです。世代終了までアクションできますので注意!
得点計算
メインボードの周りにあるTRがそのまま勝利点になります。
(1)褒賞の計算→(2)称号→(3)メインボード版にあるタイル→(4)プレイしたアクションカードのVP
(3)メインボード版にあるタイルの補足:緑地タイル→1枚で1VP、都市タイルに隣接する緑地タイル1枚毎に1VP
の合計VPがもっと高いプレイヤーが勝利です!だいぶルールが多いですが、やってしまうとそうでもないです。